手塚治虫の名作が今蘇る
リボンの騎士サファイアの剣

このアイテムの販売は2022年7月30日で終了いたしました。

 

手塚治虫氏による名作リボンの騎士。若き手塚氏の代表作の一つであり、少女向けストーリー漫画の先駆け的な作品です。

1953年(昭和28年)に三色刷り四ページで始まった「リボンの騎士」は瞬く間に反響を受け、以後3回のリメイクによる漫画連載、テレビアニメ化、そして数々の舞台へと愛されてきました。

男の子と女の子ふたつの心を持ったサファイア姫が、リボンの騎士として活躍するファンタジー物語。サファイアはこの剣で戦っていました。

リボンの騎士サファイアの剣

リボンの騎士 サファイアの剣とアクリルキーホルダー

手塚ファンを裏切らないクオリティ

1/1スケールで蘇るサファイアの剣。全長800mmのアクリル切削加工で、樹脂加工職人が注文を受けてから1本ずつ手作業で仕上げていきます。

「リボンの騎士好き」の方に喜んでもらうこと、手塚治虫ファンの期待を裏切らないことを考え、細部まで再現した渾身の剣が完成しました。

絶妙な持ち手のフォルム、重量感。アクリル製品とは思えないプラスチック加工職人のものづくりの技術を是非手に取ってご覧ください。

サファイアの剣

リボンの騎士1/1スケールサファイアの剣

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リボンの騎士1/1スケールサファイアの剣

リボンの騎士1/1スケールサファイアの剣

飾っているだけで美しい専用ケース

眺めるだけで幸せになる。そんな剣を手にしてほしくて専用ケースに入れてお届けいたします。

一つひとつ職人が手作りするMADE IN JAPANです。

専用設計のスタンドと、LEDライトを搭載し、いつでも美しく見せることのできるディスプレイケースを製作。専用設計のスタンドは余分な箇所をすべて排除し、剣が浮かび上がっているように見える形状を追求しました。
また背面のみブラックにすることで、より剣の輪郭が浮かび上がりはっきりと見える仕様。透明の3面の縁にはスリガラス調のシートで装飾を施し、高級感のある演出となっています。透明度耐熱性に優れた国産のアクリルにより、剣の美しさを損なわず眺めることが可能です。届いたその日からすぐに飾れるセットとなっております。

リボンの騎士1/1スケールサファイアの剣 専用ディスプレイケース

LINE UP

サファイアの剣

リボンの騎士1/1スケールサファイアの剣

リボンの騎士 1/1スケール サファイアの剣

【材質及び仕様】
剣:アクリル(塗装仕上げ、ウレタンコーティング)
ケース:アクリル(シート貼り加工、専用スタンド及びスポットライト付き)
銘板にシリアルナンバーが入ります。

【サイズ】
剣:横180mm、長さ800mm、厚み35mm(最厚部)
ケース:横300mm、高さ900mm、奥行き300mm

  • リボンの騎士1/1スケールサファイアの剣 イメージ
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開発ストーリー

「お顔立ち的にサファイアが似合いそうですね」
手塚プロダクションの方のひと言

「剣を作っても作っても、一本も売れなかった時代からクオリティにこだわり続けてきた良かった。自信を持って『作らせてくれ』と言えました」

折井匠

きっかけ

きっかけは2021年2月のことです。東京で開催されたライブエンターテイメントエキスポというビジネスマッチングに出展しているときの出来事でした。

手塚プロダクションのライセンス担当の方が見に来てくれたのです。最初はどこの所属の方かも知らず話していたが、「あ。手塚治虫の人や!」って、わかったときに是非何かコラボレーションしたいと思い「手塚治虫作品の中で武器が登場するものはありますか」と聞いたところ「リボンの騎士はどうか」と提案いただいたんです。

その時同席していた当社スタッフの桃井を見て、先方が「お顔立ち的にサファイアが似合いそうですね」と一言いただきコラボレーションを決意しました。(剣を持っているサファイア役が当社の桃井です)

 

翌月手塚治虫プロダクションを訪問。その時には「サファイアの剣をハイクオリティで作る!」と心に決めていました。

自社商品の剣を持参して、実際に手に取って見てもらいハイクオリティのものづくりを提案。加えて桃井をモデルに置き、帽子等の他の造形物も衣装もすべて弊社で製作し、トータルでPRできることも提案。とことん質にこだわった製作を続けてきて良かったと心から思った瞬間でした。

宝塚市の手塚治虫記念館や、宝塚北サービスエリアに展示されている立像を見に行くところから完成への旅が始まりました。

 

製作に当たって

当社で直接版権取得は初めての試みです。権利のあるもの。オリジナルがあるもの。リボンの騎士が誕生したのは今から68年昔、昭和の時代から何十年も受け継がれてきた作品です。「ファンをがっかりさせないものづくりをする」というプレッシャー。何よりも「手塚治虫」というビックネームのタイトルを扱うことに関するプレッシャーを感じながらの製作でした。

 

問題点

剣をみてたくさんの方々に喜んでもらえると確信していますが、1/1スケールの剣がかなり高額商品になることは予想できていました。そこで、剣は買うことはできないけど「リボンの騎士が好き」という方に買ってもらえるような商品づくりが必要と感じ、製作に臨み、1/2スケールやアクリルキーホルダーが生まれました。

 

手塚ファンを裏切らないクオリティ

匠工芸はただのプラスチック加工会社ではありません。武器をつくり出してから6年。間近で観ても美しい造形にこだわった剣や武器を作り続けてきました。また、コスプレイヤーのみなさんが取り廻せる重量であることもとても意識しています。

そんな私たちが手塚氏の名作を再現させてもらえることになり、喜びで胸がいっぱいになりました。それと同時にファンをがっかりさせないものづくりをしなくてはというプレッシャーでいっぱいでした。

完成間近で、微妙な持ち手の形の歪さが気になり、一から製作しなおす場面もありました。既存ファンの皆さま、作者である手塚治虫さん、そして作品を守り続けている手塚治虫プロダクションの方々に喜んでもらい一心で、妥協せずよりハイクオリティを目指しました。

そして「リボンの騎士が好き」という方に喜んでもらうことを考え、細部まで考え抜いた渾身の剣が完成しました。